バニラビーンズのお二人が2015年10月29日放送のDOMMUNE『JGO 25』に出演。解散の危機を迎えたバニビの2人が、吉田豪さん、杉作J太郎さんとCD出荷数1万5千枚のノルマの難しさなどについて話していました。
(吉田豪)そんなわけでね、バニラビーンズのお二人が来たのには理由があるんですよね?
(レナ)そうなんですよ。私たち、実はいま解散の危機なんですよ。
(リサ)そうなんです。
(吉田豪)解散の危機。
(杉作J太郎)らしいね。
(レナ)(観客へ)ご存知の方、いらっしゃいますか?この中で。
(杉作J太郎)みんな知ってるよ。それは。
(吉田豪)でも、簡単に説明しましょう。
(レナ)はい。私たちが?Jさん、どう思いますか?私たちがどういう解散の危機なのか?
(杉作J太郎)だから、レコードが・・・っていうかCDが、もしもの場合は、もしものことになるってことでしょ?
(レナ)っていうか知ってる。すごい。ありがとうございます。
(杉作J太郎)いやいや、もう気になってるんですよ。もう。
(リサ)でも『もしも』しか言ってないですけどね。
(レナ)そうなんですよ。私たち、11月18日にavexからトリプルA面シングルをリリースするんですけども・・・
(杉作J太郎)トリプルA面?
(レナ)そうです。トリプルA面。
(杉作J太郎)じゃあレコードが三角形じゃない。もう。
(レナ)違う(笑)。どういうこと?
(吉田豪)三角形?
バニラビーンズ解散の危機
(レナ)三角形じゃなくて、全部推し曲だっていう。で、そのシングルと来年の、年明けにアルバムをリリースするんですけども。そのアルバムの合計出荷枚数が1万5千枚いかなければ、バニラビーンズ解散という危機に陥っております。(吉田豪)年内で解散?
(リサ)いや、合計なので。アルバムが来年・・・
(吉田豪)ああ、そうか。来年までは生き延びる?
(レナ)もう、縁起が悪い(笑)。
(リサ)落とさないで!滑るとか落ちるとか、禁止ですよ。
(レナ)怖いわー。
(リサ)足りないとかね。
(杉作J太郎)(笑)。足りてます。『足りてない』もいけないんだね。
(レナ)でも、シングルの枚数が加算されるのが11月末まで。来月末までなんですよ。
(吉田豪)つまり、この期間がんばんないと、アルバムだと挽回はできない?
(レナ)1枚、やっぱりアルバムだと3000円超えるじゃないですか。シングルだと、いま1枚1000円からなので。
(吉田豪)これでどこまでいけるか?
(レナ)で、いま1630枚しか売れてないです。実は。
(杉作J太郎)全部でいくついけばいいんだっけ?
(レナ・リサ)1万5千です。
(杉作J太郎)・・・
(吉田豪)黙った(笑)。
(リサ)Jさん、どう思います?バニビ、こんなことになっちゃいましたよー。
(杉作J太郎)でもね、そういうやはり試練というかね、高い目標値を持ってね・・・
(レナ)高すぎるんですよ。
(杉作J太郎)いやいや、目標値や設定はね、高ければ高いほど、みんな燃えますからね。
(レナ)でもなんかね、私たち実はシングル3千枚売れればいい方なんですよ。普段は。
(吉田豪)はいはい。
(杉作J太郎)でも、ヤクルトの山田なんかもね、まさか3本続けてホームラン打てるとはやっぱり思ってなかったと思うんですよ。
(レナ)そうですよね。23才でしたっけ?
(杉作J太郎)そう。
(吉田豪)あ、知ってるんだ(笑)。
(レナ)知ってます。知ってます。
(杉作J太郎)あんただけですよ!
(レナ)ん?知らないんですか?
(吉田豪)(笑)。よく乗っかってきた。
(杉作J太郎)だからね、やはりここ一番のがんばりをみんなも見たい!と思ってのことじゃないですかね?これはね。で、ダメだったらダメで、諦めよう。もう。
(吉田豪)ええーっ!
(レナ)ああー!
(リサ)なんで?嫌だよ。
(吉田豪)(笑)
(レナ)嫌だー。
(リサ)なんかね、こう人にね、解散って決められるのがね。
(レナ)あ、それ辛い。
(吉田豪)ねえ。自分たちで決めたいですよね。
(リサ)嫌だ。
(レナ)自分たちから、もう、ねえ。
(吉田豪)僕ら、だってSPA!で取材した仲じゃないですか。2人で。
(リサ)もう覚えてないでしょ?Jさん。
(杉作J太郎)いや、覚え直します。
(吉田豪)覚え直す?(笑)。
(レナ)覚え直すじゃなくて、思い出し直すですよね?
(リサ)なんだそりゃ?(笑)。
(レナ)なんか、まあ私たち、2007年にデビューして。いま、もう9年目なんですよ。9年目に突入してて。ねえ。バニラビーンズって・・・
(杉作J太郎)これは今回のその、解散の。それってでももう、いまさら撤回はできないでしょう?
(吉田豪)まあね、発表しちゃってますもんね。
(レナ)したいですよ。本当は。
(吉田豪)撤回するには、『avexやめまーす』みたいな?
情報のフライング公開
(レナ)公式の発表日は10月3日の私たちのデビュー記念日だったんですけど、フライングでアマゾンが出しちゃったのを豪さんが拡散しちゃったんですよ。(リサ)そうなんですよ。
(杉作J太郎)こいつがいちばん悪いじゃない!
(レナ)こいつが悪い(笑)。
(吉田豪)アマゾンですよー(笑)。
(杉作J太郎)こいつじゃねーか!
(吉田豪)僕は違いますよ。
(杉作J太郎)こいつだよ、おい!
(リサ)アマゾンでもなくって、販促部が・・・
(レナ)レーベルの販促が・・・
(吉田豪)はいはい。解禁日を知らずにやっちゃって。
(リサ)間違えてしまっただけなので。ぜんぜんアマゾンさんは悪くないですけど。
(レナ)アマゾンさん、大好きですよ。もう本当に。
(杉作J太郎)でも、このおっさんのおかげで撤回できなくなった?
(吉田豪)違いますよ。僕のおかげで、みんな大変なんだっていうのが伝わって・・・
(杉作J太郎)いいえ!撤回できなくなった。
(レナ・リサ・吉田)(笑)
(杉作J太郎)『次回、特捜最前線。吉田豪の最期、お楽しみに』なんつって。
(吉田豪)(笑)
(杉作J太郎)(特捜最前線おやっさんのモノマネで)『やっぱり吉田が悪いんだ、こりゃ!こりゃやっぱり、吉田がいちばんのホシかもしれないな!』
(吉田豪)(笑)
(レナ)ねえ。どうしたもんか・・・
(杉作J太郎)そうだ!吉田が1万枚買えばいいんだよ。
(吉田豪)買えるわけないじゃないですか。
(杉作J太郎)いくら?1枚。
(レナ)1枚千円から。
(杉作J太郎)1万枚買ったらいくら?
(吉田豪)1千万?
(レナ・リサ)1千万です。
(杉作J太郎)買おう!
(吉田豪)無理ですよ(笑)。
(レナ)お願いします。
(杉作J太郎)買おうよ!買おう!
(吉田豪)(笑)
(レナ)1千万って、もう・・・
(杉作J太郎)1千万は無理だね。でも、大口を当てにしてもしょうがないもんね。
(レナ)私たち、大口っていうよりかは1人に1枚っていうのを目指していたアイドルだったと思うんですよ。
(吉田豪)そうですね。あんまり複数買いさせないグループですよね。
(レナ)2人しかいないし。
(杉作J太郎)あの、もちろんこれはキャンペーンとかで回りまくるんでしょ?じゃあ。
(レナ)もう予約受付をずっとしてて。実は。特典会を。
(吉田豪)だって、何十枚買ったらデートとかやってるんですよ。もう。
(レナ)50枚買ってもらうと私たちと山登りみたいな。
(リサ)高尾山に登れるっていう。
(杉作J太郎)あの、これからの1ヶ月。来月1ヶ月が勝負だね。
(レナ)そうですね。ちょうど。
(杉作J太郎)曲はどうですか?いけそうな曲なんですか?
(レナ)もう、松井寛さんに書いてもらったんで。女子流ちゃんの、東京女子流の曲とか、MISIAさんの曲とか・・・
(杉作J太郎)これ、いまもしかしたらそうじゃないの?
(吉田豪)まあ、うっすらかけておきます?
(レナ)あ、ぜひ。
(杉作J太郎)うっすらでいいの?
(吉田豪)まあとりあえず、話しながら。タイトル曲、うっすらかかっていたりした方がいいんじゃないですか?
(レナ)そうですね。『女はそれを我慢しない』っていうちょっとディスコ調の曲となっております。
『女はそれを我慢しない』
(吉田豪)かっこいい感じの。
(レナ)すごいかっこいい曲です。豪さん的には好きですか?この曲は。
(吉田豪)これはこれでルパン三世感あって好きですけど、やっぱり僕はカップリングというか、ねえ。バニビ感のある曲の方が好きですね。
(レナ)トリプルA面の3曲目の『lonesome X』っていうのですね。
(吉田豪)ここで聞くと、この低音バキバキ効いてめちゃかっこいいはずです。
(レナ)うんうんうん。いい!
(曲を聞く)
(杉作J太郎)いい曲じゃない。これ、ねえ!
(レナ・リサ)ありがとうございます。
(杉作J太郎)なんか、活発な曲ですね。これね。
(吉田豪)いままでのバニビになかった、ねえ。
(杉作J太郎)いままでにない展開じゃないですか。これ。
(レナ)まあ、なんかメジャー感があるというか。
(吉田豪)踊るんですか?これ。
(レナ)今日、初披露をさっきライブでしてきたんですけど。
(吉田豪)これでポージングじゃないですよね?
(杉作J太郎)明日、見れるの?
(吉田豪)いや、もうすでに今日、披露したんですよね。初披露。
(レナ)してきました。明日も見れます。
(吉田豪)明日、共演ライブ。
(杉作J太郎)明日、一緒ですからね。
(レナ)明日、ご一緒ですね。
(杉作J太郎)明日はでも、同じ歌い手同士のライバルだからね。
(レナ・リサ)ええーっ!?
(吉田豪)L.L.COOL J太郎として出るんですよね?
(レナ)歌うんですか?明日。
(杉作J太郎)明日、歌いますよ。僕もね、売らないとね、解散なんですよ。
(吉田豪)なにが、どう解散?なんか売るの、ありましたっけ?いま。L.L.COOL J太郎で。
(杉作J太郎)貞操を売ります。
(吉田豪)(笑)。操を?
(杉作J太郎)操を売ります(笑)。
(吉田豪)(笑)
(杉作J太郎)ごめんごめん。茶化してね。真面目な話だから。じゃあ、2曲目、聞いてみようよ。
(レナ)あ、2曲目はまだ、実は公開してないんですけど・・・
(吉田豪)まだ解禁してないんですよね。
(レナ)いいんじゃないですか?どう思います?あ、OKきました。じゃあもう、DOMMUNEでバニビの、初公開!すっごいいい曲です。
(杉作J太郎)じゃあ、2曲目いってみよう!
(レナ)大好きです。なんか、歌詞が深すぎてちょっと辛い。バニビのいまの状況を歌った歌詞です。
『ビーニアス』

(レナ)どうですか?
(吉田豪)これが『ビーニアス』という。
(レナ・リサ)『ビーニアス』です。
(吉田豪)ねえ。まさかここが初解禁になるとは。
(レナ)ねえ。ありがとうございます。
(リサ)かけちゃったー。
(杉作J太郎)3曲、あるんでしょ?でも。
(レナ)トリプルA面なんで、3曲あります。
(吉田豪)3曲あって。だからこの頭2曲はavex感というか、いままでと違うバニビな臭いがしますね。
(杉作J太郎)これ、ぜんぜん違うね。いままでとね。
(レナ)あ、かっこよくないですか?でも。今回でも、大隅さんって方で、もうずっとバニビ、お世話になっている方に書いてもらいました。
(杉作J太郎)まあでも、ゴマをするわけじゃなくてね。お二人はもともとかっこいい部分もあるから。ほら。
(レナ)そうなんですよ。
(杉作J太郎)そうなんだよ。かっこいい部分があるから。ぜんぜんおかしくないですよ。
(吉田豪)かっこよさを初めて全面に出した感じで。で、3曲目でいままでの路線のバニビが入っています。
(杉作J太郎)これ、割とファンにもこの路線は好評なんじゃないの?
(吉田豪)まあ、まだ聞いてないですからね。
(レナ)そうなんですけど。今日、振り入れしてきました。今日、まだ初披露してないです。今日、ようやくこの曲の振りが・・・ちょっと待って。Jさん、1曲目と2曲目の違い、わかってます?
(杉作J太郎)わかってます。
(吉田豪)1曲目が今日、初めてライブで披露して。
(杉作J太郎)あ、全部は披露してないの?
(吉田豪)2曲目はそもそも曲自体、いま初めて流れている。
(杉作J太郎)3曲目は?
(吉田豪)3曲目は昨日、僕の・・・
(レナ)ラジオで。
(吉田豪)bayfmで初めて流して。
(レナ)かけていただきました。
(杉作J太郎)ああ、じゃあ人前では今日は歌ってないのね?
(吉田豪)ないです。
(レナ)今日はこの曲は歌ってないです。世の中にも出てないです。この曲は。
(杉作J太郎)ああ、本当?3曲目は?
(吉田豪)3曲目は昨日流したばっかり。
(杉作J太郎)違う違う。違うんだよ。いま、歌ってきたか?ってこと。
(吉田豪)歌ってないですよ。今日は1曲目のやつを、今日初披露。
(リサ)Jさんさ、私たちに興味ないでしょ?
(レナ)本当に、もーう!
(リサ)ちょっと会わないうちに、ぜんぜん興味なくなったでしょ?
(杉作J太郎)違うんだよ。違うんだよ。今日、『お客さんの前で歌った』って言うから・・・
(吉田豪)1曲目だけですよね。
(杉作J太郎)なるほどね。じゃあ、2と3はまだお客さん、見てないのね?
(レナ)まだ。
(吉田豪)じゃあせっかくなんで、3曲目も聞きましょう。じゃあ。
(レナ)お願いします。『lonesome X』というクリスマスソングを歌っております。
『lonesome X』

(吉田豪)はい。というトリプルA面です。Jさん、理解しましたね?
(杉作J太郎)しました。
(吉田豪)この3曲が入っております。
(杉作J太郎)そして、これは明日は聞けるの?
(レナ)明日はこの曲は歌わないです。1曲目の『女はそれを我慢しない』。
(吉田豪)あれしか振りが入っていない。
(レナ)そうです。まだできあがってないです。この曲は。
(杉作J太郎)明日、渋谷のCIRCUSというところでね。掟ポルシェ。もちろんL.L.COOL J太郎先生も出演します。
(レナ)先生も来てくれるんですか。何を歌うんだろう?(笑)。
(杉作J太郎)そして、なんか扮装したら安く入れるみたいなことを言ってたね。
(レナ)あ、そうなんですか?
(杉作J太郎)いろんなグループ、出ますけど。やはり見どころはバニラビーンズだと思いますんでね。
(レナ)ありがとうございます。もう今日、タイムテーブルも出てましたね。
(杉作J太郎)出てましたね。何時ですか?
(レナ)私たちは1時20分かな?
(杉作J太郎)僕がその前ですよ。たぶん。L.L.COOL J太郎-バニラビーンズで。
(レナ)ああ、いい並びになってる!
(リサ)いい流れ!
(レナ)私たち、そして2時台にDJもやらせてもらいます。
(杉作J太郎)ラウンジでやるんだよね?
(レナ)サイプレスさんの裏でやらしてもらいます。
(吉田豪)ぜひともね、明日予約をしたりね。
(レナ)そうですね。特典会は開場後すぐ。22時からですね。
(リサ)ライブとかが始まる前に。
(杉作J太郎)じゃあ、早く行ってください。
(吉田豪)そして、シングルも買っていただきたいということですよね。
(レナ)ぜひ、予約していただきたいと思います。解散の危機でございます。バニラビーンズ、もう来年、いないかもしれない。
(吉田豪)はいはい。そんなわけでそろそろ・・・
(杉作J太郎)それはちょっと寂し過ぎますよね。
(リサ)えっ?もう帰るんですか?
(レナ)まだまだ。エンディングまでいますよ。私たち、最後までいますよ。
(吉田豪)(笑)
(杉作J太郎)向こうは何時に帰らなきゃ行けないの?
(レナ)ええと、最後、9時半・・・ギリギリで9時半だと思います。
(吉田豪)じゃあ、一緒に最後まで駆け抜けますか?一緒に北島三郎の話をすることになりますよ。いいんですか?
(リサ)えっ、わかんないですけど。できるかわからないけど(笑)。
(吉田豪)もうバニビの宣伝、しなくなりますよ。こっから。
(レナ)なんでしたっけ?馬でしたっけ?
(リサ)なになに?
(杉作J太郎)あのね、いま、何枚でも買ってくれるよ。北島先生。
(吉田豪)(爆笑)。
(リサ)えっ、先生が?
(吉田豪)サブに売り込めばいいんですか!?(笑)。
(杉作J太郎)うん。
(リサ)なんでですか?
(杉作J太郎)菊花賞で一位になったんだよ。馬が。
(レナ)馬でね。京都の競馬場で。
(吉田豪)馬でボロ儲けしたんですよ。
(杉作J太郎)170頭目にして初めて一位になったの。
(レナ)なんていう名前でしたっけ?あの馬は。
(杉作J太郎)キタサンブラックっていう。で、なんといっても芸能界の大先輩だから。北島三郎さんもね、何度もの解散の危機を乗り越えて。
(レナ)いやいや!
(吉田豪)解散はしないですよ。北島ファミリーが?
(杉作J太郎)何度もね、『北』と『島』と『三』と『郎』になろうというピンチがあったんですよ。
(吉田豪)(笑)
(リサ)分裂しすぎじゃないですか?
(吉田豪)(笑)
(杉作J太郎)じゃあちょっと、聞いてみましょうかね?あとでもう一度、バニラビーンズにお戻しするとして。それでは、『女(ひと)シリーズ』でね。『女シリーズ』の2曲目になります。尾道(の女)。尾道って行ったこと、あります?
(レナ)尾道?どこにあるんですか?
(杉作J太郎)広島県の。
(吉田豪)映画でね、いろいろ。
(杉作J太郎)大林宣彦さんと、大林素子さんが出会ったところです。
(吉田豪)素子さんは出会ってないんじゃないですかね?
(レナ)どういうこと?どれが本当?
(吉田豪)大林映画のモチーフによくなっているところですね。
(杉作J太郎)大林組ができたのはそこかな?
(吉田豪)違うんじゃないですかね?
(杉作J太郎)それではちょっと聞いてもらいましょうね。
(吉田豪)(レコードの)頭出し、できてます?それ。ぜんぜん違うところいってないですか?
(杉作J太郎)うーん・・・CDと違ってね、このアナログっていうのは・・・
(レナ)見えにくいですよね。
(杉作J太郎)どこから歌が始まるかがね。こりゃあ、無理かもしれませんなあ、もう。
(吉田豪)(笑)。ええーっ!?
(杉作J太郎)こりゃあ、今日はもうやめよう。
(吉田豪)やめるんですか!?聞けばいいじゃないですか。尾道。ええと、最後の2曲目?
(杉作J太郎)いや、三曲目なんだよ。だから1、2、3・・・この辺なんだよ。筋がね。スージー・クアトロって言うぐらいでね。ちょっとこのへんだと思いますんで。
(吉田豪)Jさんが筋を狙い撃ちしてますよ。スタートです。
(杉作J太郎)さあ、いきますよ。せーの、1、2、ドン!
『尾道の女』
(吉田豪)『函館の女』じゃないですか(笑)。完全に(笑)。さけ茶漬けじゃないですか(笑)。
(杉作J太郎)失礼な!ぜんぜん違う曲じゃない?
(吉田豪)ほぼ替え歌のレベルですよ、これ(笑)。あのメロディーで歌えますよ、これ(笑)。
(杉作J太郎)ちょっと待ってくれ!もういい加減にしろ!ぜんぜん違う曲じゃないか!ねえ?違う曲だったでしょ?あ、(函館の女をかけた時は)いなかったんだ。
(リサ)わかんない・・・
(吉田豪)さけ茶漬け、知らない世代ですよね?
(杉作J太郎)知らないよ。さけ茶漬けなんか。
(リサ)えっ、この曲じゃないんですか?
(杉作J太郎)この曲であってますよ。それをこの人が、『1曲目に聞いた「函館の女」と同じ曲じゃないか。ははは・・・』なんて言って。言われたら、どう思います?『さっきの1曲目と2曲目がおなじ曲じゃないか。ははは・・』なんて言われたら。
(レナ)『まあ、似てますけど』っていいますけど。
(リサ)Jさん、おなじことしたから、おなじことをされちゃいましたね。
(杉作J太郎)俺、言ってないよ!この人は北島三郎さんにそんなことを言ったんですよ、いま。みなさん。北島先生、申し訳ございませんでした!
(レナ)申し訳ございません!
(杉作J太郎)吉田に成り代わりまして、お詫びいたします!
(レナ)本当に申し訳ございません!
(リサ)申し訳ございませんでした!
(吉田豪)だって尾道なのに、『北国』って話から始まる・・・
(杉作J太郎)吉田さん!先生に買っていただかなきゃいけないんだから!
(吉田豪)(笑)
(レナ)先生!先生、買ってください!
(杉作J太郎)北島先生がプッシュしてくださったら・・・
(レナ)そうですね。やっぱり私たちに大事なんですよ。そういうプッシュしてくださる方みたいな。
(杉作J太郎)そうなんですよ。我々ではもうダメなんですよ。だから、北島先生が・・・
(吉田豪)(レコードの次の曲で)まだドラマ、始まってますね。
(レナ)ドラマが始まるんですか?
(吉田豪)ほら。サブ朗読。まだ流氷、乗ってるんじゃないですか?
(レコードの北島三郎朗読)そこにいた君は・・・君は・・・
(吉田豪)ああー、もういっちゃった。
(杉作J太郎)吉田さん、なんか三郎先生のことをバカにしてませんか?『また始まった』とか。まあ、たしかにしゃべり方がちょっと鶴光さんみたいでしたけどね。
(吉田豪)(笑)
(杉作J太郎)ええ。『入れて・・・入れて・・・ああ、いやっ!いやっ!気持ちいいわ・・・入れて!ああー、気持ちいい。気持ちいいわね、目薬って』みたいなね(笑)。
(吉田豪)(笑)
『博多の女』
(杉作J太郎)いいねぇー!
(吉田豪)不倫なんだ。
(杉作J太郎)博多まで追いかけて行ったら、人の奥さんだったっていう。
(レナ)すごい歌ですね。
(杉作J太郎)うん。やっぱりまだメールとかないからね。SNSもないから、なかなかその人が結婚してるかどうか、わかりにくい。昔は。
(レナ)いまよりね。大変ですね。
(杉作J太郎)まあでもあの、僕もね、がんばりますよ。我々にできることで。
(吉田豪)映画製作以外にも?
(杉作J太郎)いやいや、月末にね、博多に行くんでね。掟さんと2人で売ってきますよ。
(レナ)本当ですか?
(リサ)掟さんの本屋さんで。
(杉作J太郎)ああ、本屋さんで売ってくるよ。
(吉田豪)本屋さんで宣伝する。
(レナ)行きたい。あれ?11月・・・
(杉作J太郎)29か30になるんですよ。
(レナ)私たちももしかしたら・・・
(リサ)26、長崎ですよ。近くないですか?
(杉作J太郎)長崎の女?もしかして。
(レナ)長崎の女です。
(杉作J太郎)とぉーーてもがーまんがーー♪じゃないんですか?
(吉田豪)(笑)
(レナ)ん?
(杉作J太郎)できなかぁーーったよぉーー♪
(レナ・リサ)・・・
(吉田豪)(笑)。北島三郎ですよ。
(リサ)とにかくじゃあ、月末、九州の方で。はい。
(杉作J太郎)九州で一緒に即販会、やりましょうね。
(レナ)やりたいです。
(吉田豪)日にちが合えばね。
(レナ)来月の末ですね。
(杉作J太郎)人、集めますよ。サンドイッチやって。サンドイッチやって。
(吉田豪)おおっ!また原点回帰だ。サンドイッチマン?
(レナ)なんですか?
(吉田豪)サンドイッチ。看板をサンドイッチ状にして。
(レナ)ああ、体につけてってことですか?それもいいですね。
(吉田豪)映画を作り始めた頃によくやっていたんですね。下北の駅前とかで。
(レナ)へー。
(杉作J太郎)Tシャツもサンドイッチマンになってましてね。Tシャツの背中にも全部情報を書いてね。わざと人の集まるところに行ってましたから。あっ、そのTシャツ、作ろうよ!レコードの情報を書いた。
(リサ)それ、いいですね!
(吉田豪)いつも着てるような。
(杉作J太郎)それね、僕なんかもわざと人のいるところに行って立ってましたよ。こうやって。信号待ち、わざとしてましたからね。こうやって。
(リサ)そうか。渋谷とか行ったらね、見てもらえますもんね。
(杉作J太郎)人前、街に出るの好きなやつらに配るんですよ。ワーッて有名になるから。
(レナ)Tシャツとサンドイッチするんですね。
(杉作J太郎)そんで『笑っていいとも!』とかの前に行ってこう、ワーッ!っと。
(リサ)もうやってないわ!
(吉田豪)『ごきげんよう』もなくなりますからね。
(杉作J太郎)『笑っていいとも!』で踊っていた人、いますけどね。ここに(笑)。
(レナ)嘘?
(吉田豪)(笑)。オープニングで映り込んでた人ね。
(杉作J太郎)だから、このおっさんとかにTシャツを配ってね。
(吉田豪)映り込みのプロの人がいますから。
(レナ)映り込み?ウキウキウォッチングで踊っていたんじゃなくて?
(吉田豪)吉川友の後ろで踊ったりすることでお馴染みの・・・
(レナ)マジか・・・
(杉作J太郎)徳光さんじゃない。あれも行ってたもんね。日テレのね。ほら、麹町も行ってましたよね?
(レナ)『PON!』?
(杉作J太郎)朝の・・・
(吉田豪)ズームイン?ズームインは出てないよ。
(レナ)えっ、すごい。映り込みも面白いかもしれないですね。朝のなんかね。
(杉作J太郎)まあ、コツコツした運動員が大切ですね。
(吉田豪)そうですね。
(杉作J太郎)まあ、1万5千って無理な数字ではないと思いますよ。
(レナ)いや、無理な数字なんですよ。私たちにとっては。
(吉田豪)まあ、普通にやったら無理な数字なんで。これをどう無理じゃなくすか?っていうね。
(杉作J太郎)そうですか。まあ、たしかに1万枚って・・・1万枚でもしんどいのにね。
(レナ)正直、そうですね。
(吉田豪)そうなんですよ。5千、足さなくても・・・っていうね。
(レナ)そうなんですよね。
(杉作J太郎)あのね、僕がL.L.COOL J太郎やった時にね、『1万枚売れたら誰かが刑務所に行かなきゃいけない』って言ってました。
(吉田豪)なんすか?それ。
(レナ)なんで?
(杉作J太郎)いやいや、1万枚売れたら完全にパクリだからっていうね。音源が。
(吉田豪)ああ、バレるっていうね。
(レナ)ああー!
(吉田豪)L.L.COOL Jが怒るんじゃないか?とか。
(杉作J太郎)1万枚売れなければセーフだけど。1万枚売れたら、黙ってないだろう。誰かがっていう。
(吉田豪)たのむからそんなに売れないでくれっていう(笑)。
(杉作J太郎)そしたら、まあまったく売れませんでした。
(吉田豪)(笑)
(杉作J太郎)あの、年に何回か印税を送ってくるんですけど。毎回ゼロ円ですからね。あの、郵便の無駄遣いっていうね。
(リサ)そうですね。
(杉作J太郎)まあでもね、がんばってやっていきましょう。じゃあちょっと、これ見ているみなさん、1万人ぐらいいるんじゃないですか?いま。
(リサ)えっ、本当ですか?
(レナ)ありがとうございます。バニラビーンズ・・・
(リサ)DOMMUNE、すごい久しぶりに私たち、お邪魔してます。
(杉作J太郎)1人1枚買ったら1万枚ですから。
(レナ)ねえ。ぜひ。バニラビーンズ、飄々としてますけど、実はもう、解散の危機なんですよ。
(吉田豪)あまり辛そうに見えないグループですからね。
(レナ)なんで見えないんですかね?
(リサ)なんでだろう?こんなに辛いのに。
(レナ)夜も寝れないんですよ。本当に。
(杉作J太郎)解散したくないんでしょ?
(レナ)そりゃあ、したくないですよね。なんか、解散っていうノルマをチラつかされて、正直ちょっと、もうなんか腹が立っていると言いますか。私たちがもうアイドル9年目でね、20代後半になっていて。もう、『君たちの年齢を考えて』っていうのがいちばんの理由だったらしくて。事務所的に。『そんなことねえだろ!』ってバニラビーンズでたぶん、30代になっても表現できるアイドルだと思っていたのが、この2人だけだったっていうのが正直ちょっと・・・私たち2人とたぶんファンのみなさんもそう思ってくれていると思うんですよ。
(吉田豪)うん。
(レナ)でも、その周りのスタッフがそう思ってなかったというのがちょっとショックなんで。で、今回はファンのみんなとバニラビーンズでやってやろうじゃないか!っていうことで、1万5千枚という未知の数字をいま、まだ1割しか売れてないですけど、がんばろうと思っていますので。お兄さん方、お父さん方、本当にご協力、お願いします。

(リサ)お願いします。
(レナ)どうすればいいですかね?サンドイッチにしましょうかね?
(吉田豪)だってね、こんな解散危機を訴えている時に流れている北島三郎の曲が『さよならだって明日がある』っていうね(笑)。
(レナ)やだー!
(リサ)縁起が悪い!
(吉田豪)こんな不吉な曲、流しちゃダメですよ。
(杉作J太郎)『さよならだって明日がある』。いいえ、明日はありません。
(吉田豪)(爆笑)
(レナ・リサ)ええ-っ!?
(吉田豪)ええっ!?
(杉作J太郎)違う違う。さよならしたら、いけませんよ。
(吉田豪)あ、さよならしちゃダメだってことですね。
(レナ)まだまだバニラビーンズ、解散してないですよ。あの、させないっていうのも思ってますし。自分たちも。誰も諦めてないので。ぜひ、新曲。楽曲はね、本当にいい楽曲が3曲、揃いましたので。なんか、ノルマだけが先にね、話題だけが先に走っちゃって。楽曲の良さがあんまり伝わってないのがすごく残念なんですけど。あの、PVも。実はPVの再生回数がいつものバニラビーンズよりかは伸びが良くて。
(リサ)もうすぐ2万回いきますよ。
(レナ)いつも1万いけばワーッ!ってなっていたのに。なので、短いバージョンではありますけども、PVも見れるので、ぜひ見てください。
(吉田豪)というところで、番組のそろそろ終わりですよ。Jさん。
(レナ)あら、もうこんな時間。私たちも代官山LOOPに戻らないと。
(リサ)ライブの途中だったので。
(吉田豪)9時1分です。締めましょう。締めましょう。Jさん。
(杉作J太郎)はい。ええとね、まあ今日、いろんなことがありましたね。今日も。ただ、そのいろんなことがあって。最初いらっしゃった里咲さん。社長。そして、北島三郎先生の・・・
(吉田豪)来てないですよ(笑)。
(杉作J太郎)いや、1着で来ました。そして、日本シリーズも途中中断してたみたいですけど、いま、どうなってるんでしょうね?どうなってるんですか?誰も教えてくれない。まあ、いろんなことがあった中、やはりいま、心に残っております。ねえ。バニラビーンズが売れなかったら大変だってことはね、もうわかりました。いま、我々には。そろそろ、タイトルコール、いきましょうか?そして、お別れしましょう。
(吉田豪)締めましょう。
(杉作J太郎)えー、先に言っておきます。この番組は『野生時代』の提供でお送りしました。番組はまだまだ続きます。そして、タイトルコールですね。それでは行きますよ。杉作J太郎と、
(吉田豪)吉田さんと、
(レナ・リサ)バニラビーンズの
(吉田・杉作・レナ・リサ)J-G-O!
(杉作J太郎)どうも、ありがとうございました。
(吉田豪)ありがとうございました!
(レナ・リサ)ありがとうございましたー。
<書き起こしおわり>